「FZ55」と「FZ45」はどちらもコダックの人気コンパクトデジタルカメラで、いずれも1600万画素・フルHD動画撮影対応の使いやすい機種ですが、最も大きな違いは「電源方式」と「ズーム倍率」です。
1. 電源方式の違い
- FZ55はリチウムイオンの充電式バッテリーを搭載し、USB充電が可能。
→ モバイルバッテリーやUSBポートがあればどこでも充電でき、長時間撮影に適していますが、電池切れ時は充電するまで使えません。 - FZ45は単三乾電池2本を使います。
→ 市販やコンビニでの電池調達が容易で、急な電池切れでもすぐ対応可能。長期の屋外利用や旅行先での利便性が高いです。
2. ズーム機能の違い
- FZ55は光学5倍ズーム(28-140mm相当)で、より遠くの被写体を大きく写せます。デジタルズームを含め最大30倍まで拡大可能。
- FZ45は光学4倍ズーム(27-108mm相当)で、広角側はやや広いものの、望遠性能はFZ55に劣り、最大24倍までのズームです。
これら2点がFZ55とFZ45の主な違いでカメラ選びの決め手になるポイントです。
その他の機能や画質・撮影モードはほぼ同等で、日常使いや旅先での携帯性や撮影スタイルに応じて使い分けがおすすめです。
例えば、以下のような遠くの被写体をズーム機能で撮る用途で使用するのであれば、ズーム性能がより優れているFZ55がおすすめです。
- 城や寺院、橋など離れて見るランドマーク
- 動物園・サファリパークで遠くの動物
- 海・湖・山では対岸や頂上など
- コンサート・パレードなど屋外イベント
- 運動会
→「FZ55の方が、より遠くを大きく撮れる」。スポーツ観戦・動物園・運動会など“距離を拡大したい撮影”に有利。
ズーム性能はFZ45の方がやや劣るものの、ズームはあまり使わない通常撮りが多いという場合はFZ45で充分です。また、乾電池式なので急な電池切れでもすぐ対応可能なところもメリットです。値段もFZ45の方が安い設定なので価格面でも良い。
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遠くのものを撮る機会が少ない、乾電池式の方が使いやすい、値段もや安い方がいいという場合はFZ45がおすすめ。アマゾン、楽天、ヤフーショッピングで商品情報や口コミレビューも見ることができます。
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FZ45とFZ55の特徴
FZ55とFZ45の2つのモデルを比較しました。違い、共通点、それぞれの特徴、メリットとデメリット、どんな人向けかについてまとめました。
違い
2つのモデルを比較し表にしました。主な違いは電源方式とズーム性能です。
仕様 | FZ55 | FZ45 |
---|---|---|
電源 | USB充電式リチウムイオンバッテリー | 単三乾電池2本 |
光学ズーム | 5倍 (28-140mm換算) | 4倍 (27-108mm換算) |
デジタルズーム | 30倍最大 | 24倍最大 |
撮影可能枚数 | 約200枚(フル充電時) | 約120枚(新品乾電池時) |
動画撮影可能時間 | 約1.5時間 | 約1時間 |
サイズ(WxHxD) | 約92×57×23mm | 約93×60×29mm |
重量 | 約106g | 約117g |
開放F値(広角-望遠) | F3.9~F6.3 | F3.0~F6.6 |
焦点距離 | 5.1~25.5mm | 4.9~19.6mm |
価格 | やや高め | 比較的安価 |
- 電源の違いは使用の自由度に影響
USB充電式は手軽だが充電忘れリスクあり。乾電池式は交換が容易で屋外旅行に強い - ズーム倍率の差は遠くの被写体撮影に重要
5倍光学ズームのFZ55はスポーツや動物園、遠景撮影に有利
4倍ズームのFZ45は広角側がよりワイドで集合写真や風景によい
共通点
2つのモデルは電源とズーム機能以外は同じ性能です。サイズと重さがちょびっと差がある程度でほぼ同じです。
- 1600万画素CMOSセンサー搭載で鮮明な写真が撮れる
- 1080pのフルHD動画撮影対応
- 2.7インチの大型液晶モニターで撮影画像を確認しやすい
- シーンモード搭載で自動的に撮影環境に合わせた調整が可能
- SDカード対応で大容量撮影ができる
- コンパクトサイズで持ち運びに優れ、旅行や日常使用に適す
- レトロな写り味で「写ルンです」のようなノスタルジックな写真を楽しめる
FZ55の特徴
- 光学5倍ズーム(28-140mm相当)、デジタル30倍ズームで遠くの被写体も鮮明に撮影できる
- 軽量かつコンパクト(約106g)、USB充電式でバッテリーの持ちも良い
- 約200枚の撮影枚数、約1.5時間の動画撮影が可能
FZ45の特徴
- 光学4倍ズーム(27-108mm相当)、デジタル24倍までズーム可能
- 単三乾電池2本使用で、外出先でも電池調達がしやすい
- やや大きく重い(約117g)、約120枚の撮影枚数、約1時間の動画撮影が可能
FZ55のメリット
- より強力な光学5倍ズームで遠景撮影に適す
- USB充電でバッテリー持ちがよいので長時間撮影できる
- 軽量で持ち運びがラク
- 動画撮影時間が長く、より多様な撮影シーンに対応
FZ45のメリット
- 単三形乾電池でどこでも電池交換可能、使い切り感覚で管理できる
- 広角側が広く、室内や集合写真に強い
- 初心者でも扱いやすい低価格モデル
- 乾電池式で長期間使わなくても電池の心配が少ない
FZ55のデメリット
- 充電池切れの際に使用不可、充電環境の確保が必要
- 価格がFZ45よりやや高い
- バッテリーの寿命が切れると交換費用や手間がかかる
FZ45のデメリット
- 光学ズーム倍率が小さく、遠くの被写体撮影がやや難しい
- 多めの乾電池を持ち歩く手間がある
- 動画撮影時間が短め
- サイズ・重さはFZ55より少し大きい
FZ55がおすすめな人
- 軽さ・コンパクトさを重視し、長時間の動画や写真撮影をしたい人
- USB充電式のスマホ感覚の運用を好む人
- 遠くの被写体を撮影したり旅行でコンパクトに持ち歩きたい人
FZ55がおすすめではない人
- 充電インフラが乏しい場所で使うことが多い人
- 価格をできるだけ抑えたい人
FZ45がおすすめな人
- 乾電池での気軽な運用を望む人(旅行やアウトドアでの電池調達が容易)
- 室内撮影や集合写真を多く撮る家庭向け
- 初心者で安価に買いたい人や子ども用にも最適
FZ45がおすすめではない人
- ズーム重視で遠くをしっかり撮りたい人
- 動画撮影を頻繁に行いたい人
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コダックFZ55とFZ45の比較
コダックFZ55とFZ45の主な違いである、ズーム性能について解説しています。
性能はどっちが上?
- FZ55の方がスペック的に上位です。
理由:有効画素数はほぼ同じですが、【光学ズーム5倍・デジタル30倍】【フルHD動画】【高速オートフォーカス】【充電式バッテリー(重量も軽い)】など、ズーム性能・動画・操作性でFZ45より優れています。 - FZ45は価格が手頃、電池交換が容易、広角28mm(換算:27mm)スタートなどの実用性にメリット。
5倍と4倍の光学ズーム倍率の違いは撮影でどう影響する?
- FZ55の5倍光学ズーム(140mm相当)は、FZ45の4倍(108mm相当)に比べて遠くの被写体を大きく鮮明に撮影できるため、旅行や動物園・スポーツ観戦などで有利
- 「あと少しズームしたい」というシーンでのチャンスをものにできる可能性が高い
- ただしワイド端はほぼ同等なので、広い景色や集合写真は両モデルとも高い実力を持つ。
遠方の被写体をより大きく切り取れる
- 望遠端が108mmと140mmでは、140mmのほうが約30%遠い被写体を同じ大きさで写せる計算です。
- 例えば
背景・人混みを「省略」して被写体に集中できる
- 混雑したスポットや、記念撮影で背景をすっきりさせたいとき
- マーケットの賑わい、美しい彫像のアップなど余計なものを画面から排除して“狙ったものだけ”で構図が組みやすいメリットに繋がります。
写真プリント・SNSアップで「切り出し」する余裕が生まれる
- 望遠側が強いほど、後からトリミングしても画質の劣化が抑えやすいです。
- 実際、旅行から帰って「もっと被写体に寄っておけばよかった」と感じるケースで、FZ55は余裕があります。
4倍と5倍の体感差
- 差は「数字上ではわずか」ですが、“あともう少し寄りたい!”という場面でFZ55の5倍ズームは、思わぬワンショットのチャンスや、旅行の印象深さを底上げしてくれます。
- 4倍と5倍の間で「シャッターチャンスを逃す/寄れなくて諦める」と感じた口コミはFZ45のレビューで見られます。
- 特に「動物園」「山頂からの景色」「街並みの細部」など、“自分では物理的に寄れない”被写体撮影で5倍の価値が現れます。
光学5倍(FZ55)のほうが旅行で「遠景」「混雑回避」「アップ撮影」など幅広いシーンに強く、ズーム活用が多い旅行では確実に便利で安心感があります。
ただし、広角側はほぼ同等なので、「広く全体を撮る」では大きな違いなし。「どれだけ“寄った写真”を求めるか」が選びの鍵となります。
開放F値/焦点距離の違いは何に影響する?
開放F値
- FZ55:F3.9(ワイド端)– F6.3(テレ端)
- FZ45:F3.0(ワイド端)– F6.6(テレ端)
- 「F値が小さいほど(例:F3.0)、集光力が高く明るいレンズ=よりボケやすく、暗所で撮影しやすい」
- FZ45のほうがワイド端で明るく、背景ボケや暗所に強い傾向(ただしどちらも“高級レンズ並”ではありません)
焦点距離
- FZ55:5.1–25.5mm(35mm換算28–140mm)
- FZ45:4.9–19.6mm(換算27–108mm)
- 「最短焦点距離が短いほど広角、望遠端が長いほど遠くをしっかり大きく撮れる」
- FZ45は広く写せる(集合・室内・風景全体)、FZ55は遠くをズームアップしやすい(スポーツ・動物園・運動会)。
まとめ:コダックFZ55とFZ45の違いを比較|電源とズーム性能が選び方の決め手
コダックのFZ55とFZ45は基本性能がほぼ同等で「初心者でも撮りやすいコンパクトデジタルカメラ」です。
主な違いは「電源方式(充電式:FZ55か乾電池:FZ45か)」「ズーム倍率(光学5倍:FZ55か4倍:FZ45)」。
遠くの被写体を撮りたいならFZ55がおすすめ。「FZ55の方が、より遠くを大きく撮れる」。スポーツ観戦・動物園・運動会など“距離を拡大したい撮影”に有利。
ズーム性能はFZ45の方がやや劣るものの、ズームはあまり使わない通常撮りが多いという場合はFZ45で充分です。
また、乾電池式なので急な電池切れでもすぐ対応可能なところもメリットです。気軽に電池交換しながら広角で撮りたいならFZ45が最適。
どちらも「写ルンです」的な素朴でエモい写真体験をデジタルで味わえる人気機種。
性能上位はFZ55(ズーム・動画・軽さ・連続駆動)だが、電池式・広角重視ならFZ45の方が使いやすい場面も。
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